自然の館 釣りサイト
福津市は九州北部に位置し、人口65,000人余りの市で、
福博では海洋スポーツが盛んな市として知られ、
市内には、福間、津屋崎、恋の浦など、きれいな海水浴場が存在する。
周辺の海は筑前海に面し、海岸線は砂場が多く岩礁地帯は限られるが、
海洋釣り公園などもあり周辺の市町村から多くの釣り人が訪れる。
このページでは、福津市内にある釣り場を紹介するが、
とりわけルアーポイントについて注記する。
①:西郷川河口周辺
②:福間漁港(海洋釣り公園)
③:津屋崎漁港(水産高校)
④:崩れ波止(私有地となり釣りは出来なくなりました。)
⑤:灯台下(残念ですが、陸からのルートが無くなりました。)
⑥:楯崎
⑦:恋の浦
⑧:渡半島
⑨:勝浦漁港
さあ、これが福津市に流れる2級河川の西郷川河口で、福間漁港の南にある。
河口の川幅は8m程度だが、シーズンになればこれをシーバス、チヌが昇る。
河口の沖には沈みのゴロタ岩場が続き、河口先から4~50m沖に点在するが、
ここがポイントとなり魚が寄る。
河口や周辺の沖は浅く2~3m程度、いずれも早朝か夜半が時合いとなる。
夜半では、エイが良くかかるので刺されないよう注意が必要。
ここでの実績は、ゴロタ場でサワラ、スズキ、チヌ、河口でスズキ、チヌなどがある。
皆さんご存じの福間漁港海洋公園(通称釣り公園)。
駐車場は福間漁港の入り口に利用すると良いが、皆さんここへの進入道路に駐車する方が多く、
危険なので正規の駐車場に止めましょう。
ここでのポイントは2か所あり、沖の公園波止と内側の旧波止である。
沖の公園波止は、秋口からのサワラが有名で12月初めころまで釣れ続く。
ここの沖は全て砂地で、遠投、早巻きで当たってくる。
たまにヤズ、ヒラメなど、アジの生餌泳がせかブッコミで釣ることが出来る。
冬場は、西郷川河口方面に投げてカレイの実績もある。
内側の航路は釣り禁止なので注意が必要。
内側の漁港旧波止は、入り口に進入禁止の網戸があり、どうして進入禁止となったのかわからないが、
テトラの沖側や右の波止沖は、ヒラメ、サワラ、ヤズ、ミズイカなどが釣れる。
春先から晩秋迄、テトラ先はバリ、チヌ、クロ、キスなどがフカセや天秤で良く釣れる。
福間漁港は福津市の管理下にあるが、何とか進入できるよう市民に開放願いたい。
津屋崎漁港は福岡県が管理する漁港で、
周辺には正規の駐車場が無いので漁業従事者の妨げにならないよう駐車に注意ください。
ここはポイントが2か所あり、赤灯台波止とヨットハーバー波止がある。
赤灯台波止は、1年中釣り人が絶えず、春先のミズイカに始まり、アジング、
スズキ、秋口からサワラ、ヒラメ、カマスと続く。(青色部分)
ヨットハーバー波止入り口にはヨット利用者の駐車場があるが、
波止釣り客用ではないので注意が必要。
ここも正規の駐車場が無いので、通行者の邪魔にならないよう注意ください。
波止の先端では、初夏よりアジング、スズキなどが釣れるが、盛んに船舶の往来があり、
遠投時には注意ください。(黄色部分)
海は福津市の重要観光産業の場であるが、駐車場や休憩場所などは皆無の状態。
市民や外来者が立ち寄る場所には、駐車場などの設置が望まれる。
私有地となり釣りは出来なくなりました。
灯台下は、崩れ波止からさらに磯伝いに北へ進んだところで、
大潮時の干潮前後がお勧め。
北へ磯伝いに200m程度行くと干潮時に瀬が現れ、その瀬の先端が釣り場となる。
水深は干潮時で2~3m程度、冬場の1~2月には大きなメバル、藻場付近ではミズイカ、
沈み瀬付近ではアラカブ、流れの中でスズキなど、
遠投すると砂地となりヒラメ、サワラも釣れる。
大潮干潮前後の短時間の釣りとなるため、釣り人は少ない。
曽根の鼻が私有地となり、ここへのルートが無くなりました。
楯崎周辺の磯へは、恋の浦砂浜からと楯崎神社から薬師神社への山越えで行く2つのルートがある。
駐車場は楯崎神社駐車場を利用すると良いが、釣り場へは距離があり身軽な装備が望まれる。
恋の浦浜からのルートは本命の楯崎瀬には行けないが、
ルアーの場合はその向かいにある岩場で十分で、足場も良く遠投が可能である。
ただし干潮時でないと渡れない。
荒れ気味の時はヒラスズキ、4~6月はミズイカ、青物も望めるが昔ほどではない。
春先ではメバルの良型が望める。
薬師神社ルートでは、慣れた人でないと磯場へのルートがわかり辛い。
磯への降口も急で足場が悪く、注意が必要で、フカセ釣りの常連さんはここに通う。
ここも駐車場が無い。恋の浦浜の入り口にある監視場までは離合できるが、
その先は車1台しか通れず、対向車が来ると離合が出来ずバックを強いられる。
ここはダイバーが良く来る場所で、日曜祭日は特に注意が必要。
一番奥にも車は止めれるが、1台が限度で手前に止め歩くしかない。
大潮の満潮時や海が荒れた満潮時は渡れない場所があり、潮時を見計らっていくと良い。
恋の浦岬は岩場が多く、沈み瀬もたくさんあり、根魚以外は釣り場は限られる。
フカセには良い場所はあるが、ルアーの場合ロックフィッシュ、ミズイカがターゲットとなる。
夜半のメバルには定評があるが、足場が悪いので注意が必要だ。
渡半島突端、福津市地磯ではここが一番魚が濃く、フカセには良い場所が点在する。
恋の浦ガーデンが盛んな頃は手軽に磯場へ出れたのだが、閉鎖後はなかなか行けない。
恋の浦岬からの磯伝い、山越えで行けるが健脚を要す。
従ってルアーでの実績は少ない。
京泊から磯伝いでも行けるが、京泊には駐車場が無く、路上駐車で2台が限度。
北西の風に強く、クロ目当てで常連のフカセマンは良く利用する。
推測ではあるが、藻場が多くメバル、ミズイカは望めるだろう。
渡の先端では、フカセにスズキが良く当たるので、これも望めるだろう。
放置された漁港、避難港、もう港とは言えない場所、ここも福津市である。
砂浜沿岸部は、××海洋財団が管理するが、ここも駐車場が無い。
福津市の半分は海岸で、福間、津屋崎、恋の浦、白石浜、勝浦とあるが、
海を観光の売り物にしている市が、これほど海岸を管理できていないのはめずらしい。
さあボヤキはこれ位にして、目的の釣りに話を戻そう。
勝浦港のルアーターゲットはミズイカ、波止の先端で当たる。
近年ではあまり見かけないが、これも駐車場が無いからでしょう。