ウキの製作(その2)荒削り
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(その2)では、あらかたノミで削られた素材を旋盤にかけ、荒削り作業を行う。
2、荒削り
予めノミで削られた素材は、自作のテーパージグを用い旋盤に固定され、
木工用ヤスリと木工バイトで荒削りされる。
この時素材が空舞いしないように、ジグのテーパー部を利用してしっかり素材を固定するのだ。
製作に熟練している森研は、この荒削り段階で、ほぼ想定した出来型まで削るようにするが、
初めてや不慣れな方は、浮力の測定をしながら荒削りを繰り返す方が無難である。
また、仕上げ削りによりさらに浮力が減少するので、
荒削りの段階では浮力を3~5B程度に止めて置く方が良い。
荒削りが終わったら1度浮力測定(3B~5B等)を行い、ウキにその負荷を記入して置き、
得たい浮力に至るまで修正削りを行う。